この区分について
新築戸建て(完成済み・未完成)の売買に特有の取り決めです。建築確認済証にもとづく建物の表示、表題登記・保存登記の担当と費用、完成時の形状・構造の取り決め、適合証明などの書類の扱いを定めます。物件の種別で「新築」を選んだときに出る文例です。
- 文中の●は、実際の取引に合わせて書き入れる空欄です。〔 〕は、ツールで入力した期間などが入る箇所です。
- 「特約」は契約書に書く約束事、「重要事項説明書の記載文」は説明書に書く確認事です。同じ内容を両方に重ねて書かないのが基本です。
- 文体は「しっかり(硬め)」を先に、「やさしめ(簡潔)」は折りたたんで載せています。内容は同じです。
N-01新築:建物は未登記(建築中)
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(建築中・未完成)
本物件建物は建築中(新築)のため未登記であり、上記建物の表示は別添の建築確認済証(●●年●月●日、第●●●号)に基づくものです。上記の建物面積は、登記後の登記記録上の面積と異なる場合があります。
やさしめの文体で読む
本物件の建物は建築中(新築)のため、まだ登記されていません。上記の建物の表示は建築確認済証(●●年●月●日、第●●●号)によるもので、登記したときの面積とは違う場合があります。
N-02新築:建物は未登記(完成済)
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)
本物件建物は未登記であり、上記建物の表示は別添の建築確認済証(●●年●月●日、第●●●号)に基づくものです。上記の建物面積は、登記後の登記記録上の面積と異なる場合があります。
やさしめの文体で読む
本物件の建物はまだ登記されていません。上記の建物の表示は建築確認済証(●●年●月●日、第●●●号)によるもので、登記したときの面積とは違う場合があります。
N-03新築:表題登記・保存登記の費用
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
(建物欄)新築のため未登記です。建物の表題登記および所有権保存登記には費用を要します。
やさしめの文体で読む
(建物欄)新築のため、まだ登記されていません。建物の表題登記と保存登記には費用がかかります。
実務の留意点:登記を誰の負担で行うかは書式の標準条項による(定めがない場合は特約に追加)。
N-04新築(未完成):完成時の形状・構造は買主も確認
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(建築中・未完成)
本物件は契約締結時において建物の建築工事が完了していないため、本項では完成時の状態を説明しています。接道する道路、敷地の形状、周辺敷地の状況、隣接地との境界等については、提示した資料に基づき、買主自身においても適宜確認することが重要です。確認の際は、売主または宅地建物取引業者等の責任ある者の立会いのもとで疑問点をその都度確認し、重要な事項については書面による回答を求めてください。
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契約の時点では建物が完成していないため、ここでは完成したときの状態を説明しています。道路・敷地の形・周りの状況・隣地との境界などは、資料をもとに買主ご自身でも確認してください。確認するときは売主や不動産会社などの担当者に立ち会ってもらい、疑問点はその場で確認し、大事なことは書面で回答をもらってください。
実務の留意点:重説の「工事完了時における形状・構造等」欄に、図面を添付して説明。
N-05新築(未完成):表題登記・適合証明の手続き
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(建築中・未完成)
売買契約条項の定めにかかわらず、売主および買主は、手続が可能となった後速やかに、建物表題登記の申請および適合証明書(フラット35を利用する場合)の取得のための手続を行うものとします。
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売買契約条項の定めにかかわらず、手続きができるようになったら、売主と買主はすぐに建物の表題登記の申請と、適合証明書(フラット35を使う場合)の取得の手続きをします。
実務の留意点:フラット35を利用しない場合は「適合証明書取得」の部分を削除。
N-06新築:固定資産税の調査への図面提示
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
買主は、固定資産税および都市計画税の課税に関する調査として、所管行政庁の担当職員(徴税吏員、固定資産評価員または同補助員)が売主に本物件建物の図面等の提示または提出を求めた場合に、売主がこれに応じることに同意します。
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固定資産税・都市計画税の調査のため、役所の担当者から売主へ建物の図面などの提示や提出を求められることがあります。買主は、売主がこれに応じることに同意します。
N-07新築(未完成):施工上の変更
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(建築中・未完成)
本物件の建物および外構等は、官公庁の指導、住宅設備メーカーの基準、施工上の納まり等の事情により、品質および性能に大きな差異が生じない範囲で、契約時の販売図面および建築確認申請図に記載された構造・仕様から変更される場合があります。
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建物や外構は、役所の指導、設備メーカーの基準、工事の都合などにより、品質・性能が大きく変わらない範囲で、販売図面や確認申請図の構造・仕様から変更になることがあります。
実務の留意点:売主(建売業者)の仕様・保証に関わる記載は、売主に確認のうえ使用。
N-08新築:販売図面と設計図書
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
販売図面と設計図書の内容が異なる場合は、設計図書の内容が優先します。
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販売図面と設計図書が違うときは、設計図書が優先です。
N-09新築:駐車スペース
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
本物件の駐車スペースは、あらゆる車種の駐車を前提として設計されたものではありません。車種や運転者の技量によっては車体が駐車スペースに収まらない場合があり、また入出庫の際に数回の切り返しが必要となる場合があります。
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駐車スペースは、すべての車種がとめられるようには設計されていません。車の大きさや運転の技量によってははみ出すことがあり、出し入れに何回か切り返しが必要になる場合もあります。
N-10新築:エアコンの設置
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
エアコンの設置にあたっては、建物の状況(間取りや配置等を含みます。)により足場が必要となる場合があり、またエアコン本体または室外機の大きさによっては設置できない場合があります。設置できた場合であっても、本体がカーテンレールと干渉する、室外機の設置により駐車スペースが狭くなる等の影響が生じる場合があります。設置にあたっては事前に専門業者にご相談ください。
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エアコンを付けるとき、間取りや配置によっては足場が必要になったり、本体や室外機の大きさによっては付けられなかったりすることがあります。付けられても、本体がカーテンレールに当たる、室外機で駐車スペースが狭くなる、などの影響が出る場合があります。事前に専門業者にご相談ください。
N-11新築:家財家具の搬入
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
家財・家具の搬入にあたっては、窓の大きさ・形状や建物の配置等により搬入できない場合、または吊り上げ作業が必要となる場合があります。また、周辺道路の状況等により搬入車両の進入が制限される場合があります。搬入経路等については専門業者にご確認ください。
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家具などの搬入は、窓の大きさや建物の配置によっては入らなかったり、吊り上げが必要になったりすることがあります。周りの道路の状況によっては、搬入トラックが入れない場合もあります。搬入経路は専門業者にご確認ください。
N-12新築:重量物・ファン付照明
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
ピアノ等の重量物を設置する場合は床の補強が、ファン付き照明器具を設置する場合は天井の補強が必要となる場合があります。
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ピアノなど重い物を置く場合は床の補強が、ファン付きの照明を付ける場合は天井の補強が必要になることがあります。
N-13新築:地中・地表の細かな石等
ツールでの選び方:「物件種別」=新築戸建(完成済)/新築戸建(建築中・未完成)
本物件の敷地については大きな石やコンクリート片等を除去していますが、細かな石、コンクリート片、工事に伴い生じたコンクリート・モルタルの残材等が地中または地表に残っている可能性があります。
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敷地の大きな石やコンクリート片は取り除いていますが、細かい石やコンクリート片、工事で出たコンクリート・モルタルのかけらなどが、地中や地面に残っている可能性があります。