帯と帯替え
物件図面(マイソク)の下には、その図面を作った不動産会社の名前・住所・電話番号・免許番号などを書いた帯が付いています。帯替えとは、他社が作った図面の帯の部分を、自社の帯に差し替えることです。
元付業者(売主から直接依頼を受けた会社)が作った図面を、客付業者(お客様を案内する会社)が、自社の名前で広告やお客様への紹介に使う、といった場面で行われます。
やる前に確認すること
元付業者の承諾
他社が作った図面を、自社の名前で使うときは、元付業者の承諾(広告に載せてよい、といった了承)が前提です。図面には、元付業者が調べた内容や、作成にかけた手間が含まれています。承諾の範囲(どの媒体に使ってよいか、どの期間か)を、あらかじめ確認します。
- 図面の内容が正しいか:面積、価格、設備、取引態様などが、実際の情報と合っているかを、帯替えの前に確認します。内容に誤りがあれば、自社の名前で広告したことになり、責任を問われるおそれがあります。
- 取引態様の表示:自社が売主なのか、代理なのか、媒介(仲介)なのかが、広告に明示されている必要があります。元の図面の記載が、自社の立場に合っているかを確認します。
- 古い情報になっていないか:成約済み、価格変更、条件の変更がないかを、元付業者に確かめます。
手順(ツールを使う場合)
- 差し替える図面のファイル(画像またはPDF)を用意します。PDFは1ページ目が使われます。
- 自社の会社情報(商号、免許番号、所在地、連絡先など)を入力して、帯を作ります。
- 図面のファイルを選び、帯をかぶせる位置(下または上)と高さを合わせます。元の帯が見えなくなる高さに調整するのが、いちばん大切です。
- プレビューで、元の帯が残っていないか、図面の大事な文字が隠れていないかを確認します。
- 画像(PNG)か印刷・PDFで保存します。
仕上がりのチェックポイント
- 元の会社名・電話番号が、帯の端やすき間に残っていないか
- 帯の高さが、図面の下端の注意書き(「物件の内容は…」など)を隠していないか
- 免許番号や所在地に誤りがないか(広告に必要な表示です)
- 図面を拡大して、文字がにじんでいないか
ツールのしくみ
「帯・帯替え」では、ファイルの読み込みも、帯のかぶせ方も、お使いのブラウザの中だけで行います。図面の画像や会社情報は、サーバーに送られません。会社情報を毎回入力する手間は、「この端末に記憶する」で省けます。複数の端末で使う場合は、会社番号の登録(会社情報のみ)が便利です。
他社の図面を使うときの権利や承諾の範囲は、取引ごとに異なります。迷うときは、元付業者に確認してください。